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画像の代替テキストについて

この記事は2015年6月25日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

視覚に障がいのある方がパソコンを使用される際に利用されるスクリーンリーダー。音声読み上げの検証のためにスクリーンリーダーを利用しているというWeb制作者は少ないのではないでしょうか。アクセシビリティチェックツールに任せて、実際に検証などしないというパターンが多いのではないかと思います。

しかし、例えば音声読み上げでもっとも問題となる画像の代替テキスト。チェックツールでは代替テキスト(alt 属性)の有無はチェックできますが、その内容が正しいか、妥当かどうかまではチェックできません。代替テキストが “画像” だけでも、“xxx.jpg” といったファイル名のままでも、値がどうであれ、とにかく alt 属性がありさえすれば OK と判定されます。

また、実際にスクリーンリーダーを利用されている方を対象に、ユーザーテストを実施する場合もあるかと思いますが、そもそも視覚的に画像を把握できないユーザーに、妥当な代替テキストが与えらているかどうか分かる筈もないですよね。ユーザーテストでストレスなく利用できていても、果たして提供されている情報がすべて入手できているでしょうか。

最近、特に自治体サイトで JIS X 8341:2010 の等級 AA 準拠を宣言しているサイトが多くなりましたが、そのサイトを確認してみると、代替テキストの内容に疑問を感じることが少なくありません。というか、完璧と思えるサイトに出会ったことがありません。

なかでもよく目にするのが、トップページに目立つように掲載されているイベント等のバナー画像。そのバナー画像にはイベント名のほか、日時や会場が記載されているのに、代替テキストはイベント名だけというパターンです。そのバナーのリンク先を開けば、日時や会場などの詳細が記載されているのでしょうが、何のためにトップページに目立つように掲載されているのでしょうか。それを考えたら、バナーの段階で晴眼者と同等の情報を提供すべきではないでしょうか。

JIS X 8341 に対応することが、Webアクシシビリティではありません。JIS X 8341 は、Webアクセシビリティに対応するための一つの手段です。

チェックツールで単に代替テキストの有無をチェックするだけでは全くもって不十分であり、“代替テキスト”という役割を果たしているか、その内容をきちんと確認すべきと考えます。これはシステム的に確認できるものではなく、人間の目で一つ一つ判断する必要があると思います。

すべてのユーザーにできるだけ同等の情報を提供すること。特に画像などの非テキストコンテンツは十分に考慮する必要があると考えます。

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