皆さま、こんにちは!金築(かねちく)です。

Willさんいんでは人材育成事業として、様々な学びの場を提供しています。
企業の社員研修から、社会人の学び直し・職業訓練、学生への就職支援やご年配の方にITリテラシーを身に付けてもらう研修まで、多種多様の多くの方々とかかわる機会をいただいています。
そのような中で、私たちが日ごろから気を付けていること、それは、相手にあわせた「分かりやすい言葉で伝える」ということです。

写真:ビジネス文書研修の様子
ビジネス文書を学ぶ研修を実施しました

弊社が実施しているシニア向けのタブレット講座で「カタカナ用語ばかりで難しいので、カタカナ用語集が欲しい」と言われたことがあります。そうですよね。フリック?スワイプ??それってなんぞや・・・と。

業界用語や若者用語と呼ばれる言葉があります。
その中にいる人にとれば「あたり前」の言葉なのですが、周りを見渡した時に「きょとん」としている人はいないでしょうか?

先日、聞き慣れない言葉が使われていて、インターネットで検索してみると「もやは宇宙語・カタカナビジネス用語」「なんでわざわざカタカナ語」「日本語でいいじゃん」と書かれておりました・・・(苦笑)

ついつい、自分が理解している、自分のあたり前を基準に話をしていないか。
業界人には業界の言葉は通じるけれど、でも、今、自分が伝えたい人は誰なのか?
人とかかわる仕事をするならば、常にその意識を持っておかないといけない、相手は辞書やインターネットでわざわざ言葉の意味を検索しているかもしれない。
言葉の大切さ、相手に伝える時に、相手のことを想像する!といった、本来のあたりまえに改めて気付かせてもらったところです。

これから研修シーズン、毎日、どこかで弊社の講師が皆さんとかかわる機会をいただいています。伝える仕事をする私たちだからこそ、常に初心を忘れずに「分かりやすい言葉で伝える」ことを意識して行ければと思います。

先日、高校の授業で付箋に「LDK」と書いてあり。
これって何?!と聞いてみると・・・
「ラスト・男子・高校生。高校3年生の男子ってことですよ!でも、僕も今日知りましたから!」と。「よかった!仲間だね!」と笑って話をした所です。
「YDK」やればできる子!は知っていたけれど・・・
昭和生まれの私には、なかなか難しい時代になって来ていますね(笑)

写真:隠岐高校IT人材育成授業の様子
隠岐高校のIT人材育成授業に参加しました