こんにちは、柳原です。

唐突ですが、最近ふと気になって調べたことがあります。
「高校のころに習った微分積分って何に使われているのだろう?」ということです。

私はどうしても理系科目が苦手で、特に数学のテストはいつもボロボロでした。
学生時代は「微分積分なんて大人になったら絶対使わない!」と、文系脳では意味が理解できない数学に嫌々取り組んでいました。

ところが調べてみると、微分積分は私たちの生活になくてはならないものだったのです!

例えば、私たちが日ごろ目にしている車のスピードメーター。
このスピードメーターは、微分・積分を使って計算されているのだそうです。
スピードメーターが時速50kmを指していれば、それは1時間に50kmの距離を進める速さということですよね。
スピードメーターは、瞬時に距離÷時間の計算をして時速を出しており、この計算を行う瞬間の時間が微分、この微分の積み重ねが積分に当たるのだそうです。
(私は数学がとても苦手なので、細かい計算式や仕組みまではわかりませんが・・・)

調べている中で、『日常では生涯、微分積分は使わないだろうが、その恩恵は生涯受けることになる』という言葉に出会いました。
日常生活に数学が溶け込みすぎていて気付くことがなかなかありませんが、私たちは生きている限り、一生数学による知識や技術の恩恵を受け続けるのですね。

今回数学の恩恵を受けていると知ったことで、その道に携わる人に感謝の気持ちが生まれ、少しだけ(ほんの少しだけ・・・)他の数学の知識に興味を持つこともできました。
きっと他にも、たくさん私たちの生活に溶け込んでいる数学があるはずです。
こうやって疑問が解決したら新たな疑問が生まれ、新たな学びに繋がっていくのだと思います。

大人になっても新しく知ること、学ぶことはとても大きな意味のあることです。
講師としてお話をさせていただく機会も多いですので、深く幅広い知識を身につけられるよう、今後も新たな学びや気づきを大切にしていきたいと思います。