皆さん、こんにちは。Willさんいんの金築(かねちく)です。

テレワークのイメージは「在宅(家)で働く」と考える人が一番多いと思うのですが、テレワークの基本的な考え方は「いつもと違う場所で働く」
なので「家ではない、いつもと違う場所で働く」というのも、一つのテレワークのあり方です。

そんないつもと違う場所の一つに「サテライトオフィス」があります。
「サテライトオフィス」とは…本社ではなく、支店でもない小規模オフィス・遠隔勤務ができる場所。既存の社員が遠隔で仕事をする場合と、新しく、その地域の人材を活用し仕事をする場合と、可能性は様々です。

弊社は島根県の川本町にサテライトオフィスを設置しています。
オフィスの場所はテレワークの推進拠点として再生すべく役場で整備をされ、弊社はこの場所をお借りして、サテライトオフィスとして、また、地域の人たちが仕事のできる場所として活用しています。
(指定管理を受けていると思われがちですが、ちゃんと家賃を払ってお借りしていますよ)

かわもとテレワークスペースOTO-LaVo(オトラボ)の様子
かわもとテレワークスペースOTO-LaVo(オトラボ)の様子

もともと音楽の町の音楽研修棟だったことから「OTO-LaVo(オトラボ)」と付けさせていただきました。地域で活躍する人たちの音(声だったり動きだったり)が集まる場所になればよいな!と。
少しずつですが、地域の皆さんに「オトラボ」として認知されて来た気がしています。

ここでは弊社の社員(雇用)が弊社の業務を行いつつ、地域のワーカーさん(雇用ではない)が、この場所を活用して、弊社が提供する仕事を担って下さっています。
※この辺りの詳細は、弊社のスタッフがスタッフブログで綴ってくれているので、こちらも読んでみてください。

私が言うのも何ですが、オトラボ!結構、素敵な場所になっています。
(個人的には虫がいなくて、草が生えなければ最高です)
施設見学?視察??に来られる方も、結構、ビックリされます。
多い日にはスタッフ含め10名くらいが、ここで仕事をしているので。えっ?こんなに人がいる??的な驚きと(苦笑)都市部の仕事を川本町で担う、そのギャップと。

基本パソコンを使って、集中して取り組む仕事が多いので、たまにはバランスボールに座って仕事をしたり、美味しいドリンクを飲みつつ仕事をしたりと、スタッフも働きやすい環境づくりの工夫をしてくれています。

オトラボスタッフのパワーチャージ・お酢+炭酸のドリンク
オトラボスタッフのパワーチャージ・お酢+炭酸のドリンク

Afterコロナの仕事のあり方として、仕事の分散化、一箇所に業務を集中させない!という考え方は増えてくると思います。

また、今まで地方は「企業誘致」という考え方の元、企業を呼び雇用を増やす!というのが一般的でしたが、これからは仕事誘致をして地元の人がその仕事を担うとか、人と仕事をセットで誘致するとか。
自社でサテライトオフィスを設置できなくても、オトラボのような場所や人材を活用するとか。
こういう仕事の取り組み方も増えてくると思います。
これらも、全てテレワークなんですよね。

時代の変化とニーズに合わせて働き方と仕事環境を変えていける。
Afterコロナと向き合う=仕事のあり方・働き方と向き合う。
全てを変える!とかではなく、少し、周りの変化に目を向けてみてはいかがでしょう?
自分にも・自社にも活かせるヒント!いろいろとありそうですよ。