こんにちは。柴田です。

あっという間に8月になり、毎日暑い日が続いていますね。。。

私は、基本的には毎日会社に出勤していますが、業務や家庭の都合にあわせてテレワーク勤務も取り入れています。

テレワークをするときに問題となるのが、データの取り扱いをはじめとするセキュリティ対策だと思います。

弊社では、以前からVPN接続の環境を整えているのですが、それとは別に、現在活用しているのは、NTT 東日本 - IPA 「シン・テレワークシステム」です。

これは、NTT東日本と独立行政法人情報処理推進機構が開発した「緊急的に誰でも簡単に利用できるリモートデスクトップ型のテレワークシステム」です。

簡単にいうと「シン・テレワークシステム」を使うと、自宅から安全に職場のパソコンにアクセスし、職場のパソコンのデータを利用することができるようになります。

手順は下記のとおりです。

  1. 職場PCに「シン・テレワークシステム サーバー」 をインストール
  2. コンピュータID・パスワードを設定
  3. 自宅PCに「シン・テレワークシステム クライアント」をインストール
  4. コンピュータID・パスワードで接続

※詳細な仕組みや手続きは、公式サイトをご参照ください。
NTT 東日本 – IPA 「シン・テレワークシステム」 緊急構築・無償開放・配布ページ

提供当初(2020年4月~)は、Windows版のみの提供だったのですが、昨年8月には、Webブラウザから接続可能になる「HTML5版」も提供されました。
HTML5版では、クライアントのインストールが不要のため、MacやChromebookなどWindows環境がないパソコンでも利用可能になりました。
WindowsPCでも、クライントをインストールする必要がなく、ブラウザから直接アクセスできてとても便利です。

注意点としては、このシステムは実証実験として無償提供されているため、永遠に使えるツールではありません。(今のところ終了時期は未定)

長期的にテレワークを取り入れる場合には、自社で環境を整える必要があるのですが、緊急時のために備えておきたい!手軽にテレワークの体験をしてみたい!などのときには役に立ちます。

突然自宅待機・・・!ということが起きるかもしれません。
念のための備えとして、一度試してみてはいかがでしょうか?

さて、9月からはじまる訓練では、「オンラインツール活用実習」という授業があります。

テレワークシステムや、オンライン会議システムなどの使い方について一緒に学びましょう!

訓練の詳細については、チラシをご参照ください。