このページの本文へ

フロントエンドエンジニアのblog

有限会社Willさんいん

このページの位置: home タグ: ページネーション

“ページネーション” タグの記事(2件)

マルチサイトにおけるネットワークの投稿の表示

この記事は2015年10月29日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

WordPress をマルチサイトで運用するとき、複数のサブサイトの投稿をまとめてメインサイトに表示したい場合があります。

今回、メインサイトとサブサイト(ネットワーク全体)の投稿を時系列にまとめ、メインサイトのフロントページ(ウェブサイトのホームページ)に最新の10件を表示し、一覧のリンクから遷移するページでは全件を20件毎にページ分割して表示、更にネットワーク全体の投稿をまとめた RSS を配信するという実装を試みました。

WP Over Network プラグインを利用して実装したのですが、ページネーションでつまづきました。試行錯誤のうえ、最終的にどうにか実装できたので記しておきます。

“マルチサイトにおけるネットワークの投稿の表示” の続きを読む »

ページネーションの読み上げ対応

この記事は2015年1月8日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

スクリーンリーダー利用者が [Tab] キーで Web ページ内のリンクを辿っていく場合、スクリーンリーダーは、リンクの範囲( a 要素に囲まれている範囲)のテキスト、あるいは画像などの代替テキストを読み上げます。

未だに多くの Web サイトで見受けられる、文章中の「こちら」だけにリンクが貼られている場合、この3文字だけではリンク先に何があるのか全くわかりませんので、そのリンクの前後のテキストを確認する必要があります。

JIS X 8341-3:2010 では、「7.2.4.9:リンクの目的に関する達成基準」として、

それぞれのリンクの目的がリンクのテキストだけから特定できるメカニズムが利用可能でなければならない。ただし、リンクの目的が一般的にみて利用者にとって曖昧な場合は除く。

とありますが、これは等級 AAA の達成基準となっています。一方、等級 A の達成基準では、「7.2.4.4:文脈におけるリンクの目的に関する達成基準」として、

それぞれのリンクの目的が、リンクのテキストだけから、又はプログラムが解釈可能なリンクの文脈をリンクのテキストとあわせたものから解釈できなければならない。ただし、リンクの目的が一般的にみて利用者にとって曖昧な場合は除く。

となっています。

つまり、「こちら」だけにリンクを貼ることは、同じ段落内のテキストや直前の見出しなどを参照してリンク先が分かれば、等級 A、あるいはこれを含む等級 AA も達成できるということになります。

しかし、[Tab] キーでリンクを辿っている途中で、「こちら リンク」と読み上げられ、前に戻って確認しなければならないという行為は、とても煩わしいのではないかと思うのです。「7.2.4.9 リンクの目的に関する達成基準」は少なくとも等級 AA であるべきではないかと。

“ページネーションの読み上げ対応” の続きを読む »

page top