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フロントエンドエンジニアのblog

有限会社Willさんいん

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“WordPress” カテゴリの記事(46件)

投稿一覧からログイン中の投稿者以外の投稿を隠すとカスタムフィールドが表示されないことの対策

この記事は2020年4月2日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

投稿者権限のユーザーがログインしている時、投稿一覧を表示すると自身の投稿以外の投稿も見えます。編集はもちろんできず、タイトルが表示されているだけですが、下書きの投稿も見えてしまうので見えないようしたいと思い、次のようなコードを functions.php に書きました。

function show_only_authorpost($query) {
  global $current_user;
  if( is_admin() && !current_user_can('edit_others_posts') ){
    $query->set('author', $current_user->ID);
  }
}
add_action('pre_get_posts', 'show_only_authorpost');

これで投稿者は自身の投稿しか表示されなくなりますが、しかし、投稿画面を見ると Advanced Custom Fields (ACF) プラグインで作成したカスタムフィールドが消えていました。

散々悩んだ末、ACF で作成するカスタムフィールドも acf-field-group という一つの投稿タイプであり、管理者が作成しているので、自身の投稿ではないからこれも見えなくなっているのだと気づきました。

そこで、管理画面用のグローバル変数 $pagenow を使い、表示しているページのファイル名(投稿一覧画面は edit.php)による判別を追記しました。

function show_only_authorpost($query) {
  global $current_user;
  global $pagenow;
  if( is_admin() && !current_user_can('edit_others_posts') && $pagenow === 'edit.php' ){
    $query->set('author', $current_user->ID);
  }
}
add_action('pre_get_posts', 'show_only_authorpost');

これで ACF のカスタムフィールドが表示されます。

TinyMCE Advanced のテーブルで勝手に設定される width 対策(妥協策)

この記事は2020年3月30日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

TinyMCE Advanced プラグインを利用すると、WordPress のビジュアルエディタでテーブルを挿入することができるのですが、このテーブルの挙動には以前から悩まされています。それは、テーブルと全てのセルに勝手に width や height を設定してしまうという仕様です。

以前の TinyMCE Advanced 5.1.0 までは、テーブルを挿入した時は問題ないのですが、テーブルの罫線をドラッグした際に width や height が追加されます。これは後述の方法で対策していました。

そして TinyMCE Advanced が 5.2.0 にアップッデートされた時、改善されるかと思いきや、ますます厄介なことに、テーブルを挿入した時に有無を言わさず width が設定されるようになっていました。5.3.0 になってもそれは変わらないのですが、その仕様を受け入れつつ、対策することにしました。

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WorePressループでサブクエリ WP_Query を入れ子で使う

この記事は2019年12月8日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

WordPress でそのサイトの仕様や特性に合ったカスタマイズを行っていると、どうしたら実現できるんだろう?という問題に遭遇することが度々あります。

今回、ある固定ページのメインクエリの中で、カスタム投稿タイプAの投稿の内容を WP_Query を使ったサブクエリで出力し、そのループの中で、各投稿を関連付けたカスタム投稿タイプBの投稿を抽出して、そのパーマリンクを出力したいという事案が発生しました。つまり、WP_Query によるサブクエリのループの中に、別の WP_Query によるサブクエリを入れ子で使うということです。

カスタム投稿タイプBには、Advanced Custom Fields プラグインの“関連”フィールドタイプを使って、カスタム投稿タイプAの投稿を指定するようにしています。

そもそも逆で、カスタム投稿タイプAからカスタム投稿タイプBの投稿を指定するようにすれば、WP_Query を入れ子にしなくても、普通にカスタム投稿タイプAの投稿の内容を出力する中で、カスタム投稿タイプBの投稿のパーマリンクを出力できます。

しかし今回の案件は、カスタム投稿タイプBからカスタム投稿タイプAの投稿を指定する方が、運用する上で編集が簡単でミスが少ないと考え、テーマ側で何とか実現できないかと探ってみることにました。

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カスタム投稿タイプの投稿ページに、ACFで紐つけたユーザーの投稿を表示する

この記事は2019年11月11日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

なんだかよくわからないタイトルですが…
複数の会員がお知らせを投稿するサイトで、会員情報のページをカスタム投稿タイプで作成して、Advanced Custom Fields (ACF) プラグインを使ってこのカスタム投稿タイプの投稿(会員ページ)をユーザーに紐つけ、お知らせの一覧やシングルページにはカスタム投稿タイプで作成した会員ページのタイトル(会員名)とパーマリンク を、会員ページにはその会員を紐つけたユーザーが投稿したお知らせの一覧を取得して表示するということです。

ユーザープロフィールに ACF で各種フィールドを追加して、ユーザーアーカイブページで会員情報を表示するのが標準的で簡単な手法かと思いますが、今回ユーザー自身に標準のプロフィール項目以外を編集させたくないということで、カスタム投稿タイプで会員ページを作成することにしました。

また、多くのカスタムフィールドを追加するので、プロフィール画面より投稿画面の方が見やすいというのもありますし、標準のユーザーアーカイブを使わないので、URL からユーザー名がわかってしまうというセキュリティ上の問題も回避できます。

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カスタム投稿のパーマリンクからカスタムタクソノミーの子孫タームを削除する

この記事は2019年10月14日に書かれたものです。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

カスタム投稿タイプのパーマリンク設定でカスタムタクソノミーを含めた場合、そのタクソノミータームに親子関係があると、それが階層的に設定されます。

パーマリンク設定
https://www.example.com/custom-post-slug/%custom_taxonomy_slug%/%postname%/
親タームがあるときの URL
https://www.example.com/custom-post-slug/親ターム/子ターム/投稿名/

今回、URL から子孫タームは削除して親タームのみとしたい案件があり、ググってみると、投稿のパーマリンクでカテゴリを含めた場合に子カテゴリを削除する方法はいくつか見つかりましたが、カスタムタクソノミーの例は見つからず、試行錯誤してみました。

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